はい、必要な状態であればしっかり治療致しますのでご安心ください。
当院は、歯の寿命をのばすことをモットーに治療をしています。歯を長く残すためには、虫歯だけでなく歯周病の対策も重要だと思っております。
治療について
セラミック歯の平均寿命はセラミックの種類や個人差によって異なるので一概には言えませんが、一般的には10年〜20年ほど使用できるケースが多いです。
セラミックは天然歯に近い強度をもっており、安定した状態を長く維持することが出来ます。しかし、人工物ですので永久的に保つとは言えません。汚れが付きにくいからといって、毎日の丁寧なブラッシングを怠れば、当然、虫歯や歯周病になる可能性が高まります。日常的なブラッシングなどのセルフケアと定期的な歯科医院でのケアが大切です。
保険治療で奥歯の虫歯治療をする場合、原則として銀歯の詰め物や被せ物を使用しますが、白い詰め物(コンポジットレジン)や白い被せ物(CAD/CAM冠)を選択することもできます。
もちろん、自費治療でも可能です。自費治療で銀歯を白くする主な方法はセラミックを使った詰め物、被せ物の治療になります。保険適用はできないため経済的な負担は大きくなりますが、天然の歯の色や光沢を再現できたり経年劣化による変色や摩耗を減らせるメリットがあります。
保険が適用される治療は、最低限の機能回復を目的としています。一方、保険外治療で、審美治療など見た目をよりきれいにしたい治療や、金やセラミックのように保険が適用されない上質な素材を使って治療することを自費治療と言います。
自費治療では治療費用の全額を患者様が支払う必要がありますが、非常に完成度が高く、精密に制作することが可能です。更に素材や治療法などの選択肢に制限がありません。そのため治療の中で咬み心地や見た目、耐久性、また安全性まであらゆる点を追求することが可能です。
当院では0歳からご相談いただけます。
一般的な目安として、初めての受診のタイミングは「1歳半」ということになっています。1歳半~3歳くらいまでが、すべての乳歯が揃う時期にあたるためです。
各地方自治体によって異なりますが、名古屋市では1歳半健診で歯科健診を行っており、そのタイミングで通院していただくことをおすすめします。
一方で、小児歯科を受診する年齢の上限は特に決まっていません。「永久歯が生え揃うまで」というのが一般的な考え方です。
歯を削ったり、痛みが発生する治療の際には麻酔をします。
その麻酔の注射に対して痛くて怖いイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。
当院では、麻酔をするときには塗り薬の麻酔も使用しており、注射を打つ際の痛みを出来るだけ軽減することが出来ます。痛みが少ない・痛みを感じにくい状態で治療を進めていくように心がけておりますので、安心してご通院ください。
当院では患者さんに治療の流れや必要性をしっかり伝えて治療します。
治療の必要性から歯を抜くことになったとしても、「なぜ残せないのか」「なぜ抜かなければいけないのか」をご理解・納得いただいてから歯を抜きますので、「わけのわからないままで気づいたら歯を抜くことになっていた」ということはありません。
当院では麻酔をするときには塗り薬の麻酔も使用します。
そのため、注射を打つ際の痛みを出来るだけ軽減することが出来ます。痛みが少ない・痛みを感じにくい状態で治療を進めていくように心がけておりますので、安心してご通院ください。
矯正について
一般的に矯正治療においては健康保険が適用できません。
ただし、高額療養費制度を利用していただいたくことで費用を抑えられる場合があります。
また、当院は分割払いにも対応しております。小児歯科・矯正歯科では10万円以下の金額は5回以内、10万円を超える金額は10回以内の分割が可能です。(お利息はかかりません。)均等払いでなくても大丈夫です。
先天的な病気が原因の顎変形症や顎骨の発育不全、多数歯に及ぶ欠損など一部の症例に限っては、保険適用になるケースもありますので一度ご相談ください。
歯は生きている限り動くため、基本的に矯正治療に年齢制限はないとされています。
歯や歯茎、顎の骨が良好な状態であれば治療を受けることが可能です。
矯正治療によって歯を良い状態に動かせれば、噛み合わせも良くなりますし、歯磨きがしやすくなりますから、歯の寿命を延ばすことに繋がります。
歯並びの程度にもよりますが、そのままにしておくと顎や顔面の正常な成長を阻害する可能性が出てきます。
また、今すぐに問題は起こらなくても歯磨きがしにくい、歯に無理な力がかかること等により長期的にみれば歯の寿命を縮めることにも繋がります。
矯正治療の開始が遅れると時間がかかってしまうことからも、早めに治療を始めることが大切です。
小児矯正の場合、歯の生え変わりの状態や症状により最適な時期は異なります。歯並びに関しても、程度がひとりひとり異なるため「何歳から始めたほうがいい」とは一概に言えません。
気になり始めた時が、受診のタイミングです。診察は早ければ早いほど良いと言えます。
理想的なのは、矯正をしなくてよい状態になることです。できるだけよい状態に近づくよう食事指導やトレーニングなども行っていきます。
まずはお気軽にご相談ください。
とくに食事制限はありません。
極端に硬いものの摂取やリンゴのまるかじりなどを避けていただく以外は普通に食事できます。矯正装置に絡みつきやすい食べ物や、着色しやすい色素の強い食べ物など、注意する必要のある食べ物はありますが、治療段階や時期に合わせて食事のメニューをうまくコントロールすることで十分に対応できます。
治療開始直後は違和感があるかと思いますが、ほとんどの方が徐々に慣れてこられますので心配ありません。
接触の激しいスポーツや一部の楽器演奏に影響が出るものもありますが、これまでの経験上、大多数のものは問題ありません。
もし気になる方がいらっしゃいましたら、お気軽にお尋ねください。
矯正器具が口に入ると治療が困難な部位がでてきますので虫歯を治してから矯正を始めることが一般的です。ただし咬みあわせの面の小さな虫歯であれば、並行して治療できる場合もあります。
矯正治療の妨げになってしまうような、穴が空く程度まで進行した虫歯がある場合には、矯正治療前に虫歯の治療を行います。
虫歯の治療を行わずに矯正治療を開始し、治療中に虫歯が進行してしまうと、矯正治療を一時的に中断して虫歯治療を行うことになります。そうなるとせっかくの治療計画が変更になってしまい、治療期間が大幅に伸びてしまうことも。
そのため、ある程度進行している虫歯がある場合は、必ず虫歯治療を優先して行いましょう。
審美歯科について
ホワイトニングや歯科矯正などは健康保険が適用されない自由診療です。そのため、施術費用が高額になることが多いです。
ただし、見た目を良くするための施術は医療費控除の対象外となりますが、審美歯科の施術であっても医療費控除の対象として還付金を受けられるものがあります。
インプラントや噛み合わせを改善する矯正を受けたときは医療費控除を利用できますので、カウンセリング時にご相談ください。
ホームホワイトニングは歯科医師の指示のもと、自宅で行うセルフタイプのホワイトニング法です。歯科医院で作成したマウスピースを装着して薬剤を注入し、一定時間装着することで歯の黄ばみを分解します。オフィスホワイトニングと比べると治療費はリーズナブルですが、効果を感じるまで1〜2週間ほど時間がかかります。
一方、オフィスホワイトニングは歯の表面に薬剤を塗り、特殊な光で薬剤の効果を促進させて歯の色素を分解します。使用する薬剤は高濃度の薬剤のため、一般の方は取り扱いができません。1回の処置でも歯の白さを感じられ、1〜2週間の間隔を空けて数回通院することで、より効果を体感できるのがオフィスホワイトニングの特徴です。
費用感、効果、通院頻度などと相談しながらお好みの施術をお選びいただけたらと思います。
もともとの歯の色や質によって個人差はありますが、オフィスホワイトニングであれば、一回でも効果を感じられる方も多いです。
より理想の白さに近づけるため3回~6回施術を行う方が多いですね。
市販の歯磨き粉は、歯の着色汚れを落として元の歯の色に戻すのが目的なので、歯そのものを白くすることはできません。
日本国内では市販の歯磨き粉に、「歯を白くする効果がある過酸化水素」を配合することは法律で禁止されていますので、オフィスホワイトニングのような効果は見込めません。
治療に使うインプラントのメーカーや治療する歯の数などで異なりますが、1本につき30~40万円かかるのが相場です。
現状の医療制度では、1年間の医療費が10万円以上であれば医療費の一部が還付金として戻ってくることがあります。
医療費控除額は、所得額によって異なります。また加入されている生命保険によっては保険金が支払われることがありますので、気になる方はご加入の保険会社に契約内容をご確認ください。
一般的に10年~15年ほどもつとされています。しかし、日々の手入れを怠ってしまうと早い段階で使えなくなってしまいます。丁寧に扱うと長く機能を保つことができるので、定期的なメインテナンスが大切です。
インプラントの上部が欠けた場合は部分的な修理になることが多いですが、顎の骨に埋め込んだインプラント体が脱落した場合は、再手術が必要となります。当院では5年保証を設けており、保証期間内は無料で再手術させていただいております。
歯のメンテナンスについて
矯正治療が終わると今までつけていた装置の代わりに、新たに透明な取り外し式のリテーナー(保定装置)をつけていただきます。リテーナーは歯の後戻りを防ぐためのものですので、痛みや違和感はありません。
リテーナーを付けておく期間は通常1~2年程度です。数日間リテーナーを入れないでいると歯が少し戻ってしまい、リテーナーがきつくなる場合がありますので、忘れず使ってくださいね。
また当院のメインテナンスでは、歯みがきではなかなか除去しにくい汚れを専用の器具を使ってクリーニングしたり、フロス、歯を強くするフッ素塗布などを行います。
せっかくきれいになった歯並びですので虫歯や歯周病にならないよう、3ヶ月に1度定期健診に来ていただくようにお願いしております。定期的に健診を受けていただくと虫歯や歯周病を早期発見できるので初期段階で治療が可能です。
保定装置とは矯正治療後の歯を安定させるために使用される装置です。
リテーナーとも呼ばれ、様々な種類があり、治療箇所・治療前の症状・患者さまのご希望などによって使い分けられます。通常、リテーナーを付けておく期間は1~2年程度です。
予約について
ご予約は電話にて承っております。
診療時間内(午前診療は12時半まで、午後診療では18時半まで)にお電話ください。ただし、歯科は患者の通院サイクルが1週間に1回となるように設定する場合が多いため、1週間以内の予約は埋まっている可能性があります。
希望する日にちが決まっていたら1週間後以降を希望すれば予約が取りやすいです。
また初診の方はカウンセリングを受けていただきます。治療方針や主訴などお聞きしていきますのでご承知いただければ幸いです。
夜間急患診療は行っておりません。診療時間内で診察いたしますので、緊急の際は診療時間内にお電話で連絡のうえ来院してださい。
お急ぎのところ大変恐縮ですが、来院していただく前には必ずお電話をお願いいたします。診療できるように時間を調整いたします。また症状によっては、翌日など他の日になる場合もございますのでご了承いただければ幸いです。
当院は、患者さまおひとりお一人に合わせた治療を大切にしており、丁寧な診断とご説明、治療計画を立てて治療に努めております。
もちろん、飛び込みで来られる患者さまもご対応させていただいておりますが、診察までにお待たせしてしまうことになりますので、事前にご予約をお願いしております。
顎顔面矯正について
顎顔面矯正は歯並びだけではなく身体の発育の異常を立て直す矯正治療法です。
骨格・顔立ち・呼吸機能まで含めた心身の健康改善へと導きます。
さらに、鼻腔通気がよくなり、口呼吸から鼻呼吸へと呼吸法が改善することで、口臭の改善にもつながります。
一般的な矯正治療はワイヤーを使って歯を移動させていき、見た目をきれいにするのに対し、顎顔面矯正はお子さまの顔の発育をバランス良く促し、上顎を中心に歯がきれいに並ぶための土台作りから行っていきます。
似たような矯正治療として「床矯正」がありますが、こちらは適合するお子さまとそうでないお子さまがいます。
顎顔面矯正であればほぼすべてのお子さまが治療を受けていただくことができます。
顎顔面矯正は今もまだ進化を続けている治療法です。本当にお子さまの歯並びをしっかりと治してあげたいという方は、ぜひ名古屋市 守山区 白沢歯科クリニックまでご相談にいらしてください。
ワイヤーを使った歯列矯正が通常、70万円~100万円ほどの費用がかかるのに対して、顎顔面矯正の費用は50万円前後です。
その差は20万円以上で、半額で済むこともございますのでたいへんリーズナブルといえます。
数年間の経過観察が必要ですが、その間の経費はほとんど必要ありません。
当院では、お子さまの健全な発育を促すために、できるだけ早い時期に顎顔面矯正を開始することをお勧めしています。
具体的には重度な場合(受け口など)は3歳頃から治療を開始することができ、遅くとも5歳から6歳には治療を受けるのがベストです。その他一番いい年齢が6歳ごろですので、それくらいに治療を開始できればスムーズに治療を行っていけます。
10歳になると骨の継ぎ目が複雑化し、上あごの成長が終わりに近づくため、それよりも前に治療を進めることが改善しやすいと言われています。
顎顔面矯正の装置(急速拡大装置)を装着するのは、1つの装置につき期間は5~6ヵ月程度(例外もあります)です。
その後、下あごにも装置をつけたりして顎の骨格バランスを整えたり、歯並びと噛み合わせを調整したりしていきます。また、すべての治療が完了しましたら、12歳くらい(永久歯が生えそろう)までは経過観察をしていくことになります。
妊婦歯科検診について
妊婦さんが楽な姿勢で診療できるよう、椅子を倒しすぎずに治療を行えます。
適度に休憩をはさみながら進めていくことも可能です。
つわりがひどくなったり、トイレが近くなったり等、何かございましたら遠慮せずにお申し付け下さい。
当院で使用している機器は、デジタル化しているため、従来のものより10分の1の放射量で撮影することができます。
また、撮影範囲も口腔周囲のみに限定しているため、赤ちゃんに影響することはありません。ご安心ください。
麻酔注射は必要に応じて局所のみ行います。当院では、身体への負担が少ない麻酔カートリッジを使用しております。
微量ですので、赤ちゃんにまで影響を及ぼすことはありません。
基本的に妊娠中の方は薬を飲まれないことをお勧めしております。
しかし、お身体の状態により、痛みを我慢する方が母体や赤ちゃんに悪影響が出るようであれば、歯科医師が十分に考慮した上で、赤ちゃんにできる限り影響の少ない薬を選び、最小限の処方を行うこともあります。
その際は必ず、お母さまにきちんとご説明してから処方いたします。
その他
個人の好みと口腔の状態によって選択されると良いと思います。
電動ハブラシは振動や回転で効率的に歯垢を取り除くため、時間や手間を減らして効果的な歯磨きができます。また、タイマーやセンサー機能、アプリ連携などがあるものもあり、毎日のブラッシングをサポートしてくれます。
一方、普通のハブラシは手軽で簡易的な使用ができ、コストの低さがメリットです。自分の歯や歯茎の健康状態、ブラッシングの習慣を考慮し、歯科医師のアドバイスを聞くことも大切です。
適切なブラッシングを続けることが重要で、どちらの歯ブラシでも正しい使い方が健康な口腔を維持するのに役立ちます。
お口の中を清潔に保ち、お口の中の細菌数を減少させてムシ歯や歯周病の進行予防、誤嚥性肺炎の予防などを行うためです。
なかでも高齢者にとって最もリスクになるのが誤嚥性肺炎です。誤嚥性肺炎の予防に、毎日の口腔ケアが効果的であることは様々な研究によって明らかになっています。しっかりと口腔ケアを行い、健康を維持していきましょう。
正しい使用方法のうえでしっかりときれいに磨けるのであれば、歯磨き剤は使った方が良いです。
ただし、しっかりきれいに磨けることがポイントになります。汚れが残りやすいところに歯ブラシを当て、汚れをとるということが大切です。
歯磨き剤を使うとすぐに爽快な感じがしますし、泡もたくさんでるので磨けてないのに「磨いた」気分になってしまい、磨き残しが多くなる場合があります。当院では歯磨き指導もしておりますので、適切な歯磨きで健康を維持していきましょう。
お子さまの歯が生えたら、ぜひ歯みがき剤を使って歯磨きをしてください。ただし、子ども用の歯磨き剤を使用してくださいね。
大人用の歯磨剤は、大人が使うことを前提に、研磨剤・発泡剤・清涼剤のほか、ホワイトニング剤やフッ素、歯周病菌の殺菌剤や知覚過敏の薬剤などが配合されています。子供には適しませんので、子供には使わせない方がいいです。
また、子どもはよくうがいせずにそのまま飲み込み、腹痛や頭痛などの軽い中毒症状を起こさないとも限りませんので、ぜひ歯磨きの際は子ども用の歯磨きを使うようにしてください。
基本的には1ヶ月で交換するのがベストですが、人によって力の入り方や磨き方は異なりますので、ひと月経っていなくても毛先がひらいているときは交換しましょう。
虫歯や歯周病がなく口内の状態が健康なら3ヶ月に1度程度を目安に定期健診を受け、クリーニングを行うことをおすすめします。
定期健診の習慣を身につけ、より良いお口の健康をいっしょに目指していきましょう。