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冬至~冬至の七種(ななくさ)~

この頃、寒い日が続きますね。12月には1年で昼が最も短くなる冬至があります。
冬至は、1年を24等分して季節を表す「二十四節気(にじゅうしせっき)」のひとつです。

他にも、立春や春分、夏至などがありますね。日照時間が冬至を境に長くなっていくことから、古代中国をはじめ「太陽が生まれ変わる日」とされていて新年がスタートする日として祝う風習が合ったそうです。

また中国の陰陽思想において、日がだんだん短くなる冬至までの「陰」から冬至の翌日から日が長くなることで、「陰」から「陽」へと転じると考えられる「一陽来復(いちようらいふく)」と呼び、冬が終わって春が訪れる様子やしばらく悪いことが続いた後にいいことが起こるということを意味する言葉があります。

そんな冬至の日には「ん」のつく食べ物を食べると運がつく(運盛り)と言われており、冬至の七種(ななくさ)と呼ばれています。

なんきん(カボチャ)、れんこん、にんじん、ぎんなん、きんかん、かんてん、うんどん(うどん)の7種類です。

今回はこの中からカボチャについてお話しします

カボチャは夏に旬を迎える野菜ですが、長期保存ができます。現代に比べて保存技術が発達していなかった時代では、旬の時期以外でも食べられる貴重な緑黄色野菜でした。そこから冬至にカボチャを食べて栄養をつけ、風邪や脳血管疾患を予防する習慣が生まれたと言われています。

カボチャは抗酸化作用があるβ-カロテン、ビタミンC、Eが含まれています。
β-カロテンとビタミンCは油と一緒にすることで吸収率が高まります。
熱に弱いビタミンCも、でんぷんに守られ熱で壊れる事はなく、焼いたり炒めたりすると栄養の吸収率がアップします。
茹でるとビタミンCが流れてしまうので注意しましょう。

皮も加熱すれば火が通るので、皮を剥かなくても食べることができます。
炒め物にする場合は、動物性や植物性のタンパク質を含む食材を組み合わせるとより効果があります。
お肉と一緒にソテーにしていただいたり、肉巻きにしたり、ぜひ冬至にカボチャを召し上がってみてください。

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