誰も知らない「お口ぽかん」の怖さ
口呼吸が習慣化すると起こること
◎お口周りの筋肉が衰える
口呼吸をしていると、正しい唇、頬、舌の使い方が出来なくなってしまうため、口腔周囲筋が衰えて口周りの筋肉の発育も阻害されます。
その結果、唇を閉じることができなくなって富士山型の唇の形や噛む力がつかず食べ物をしっかり噛むことが難しくなります。
◎顎の骨が成長しない
口を閉じない、よく噛めない、よくしゃべれないと、顎の骨の成長も止まってしまいます。それは舌の使い方が上手にできなくなってしまうためです。
舌はスポットと言われる上顎についているのが正しい状態です。しかし、口呼吸が習慣化すると、舌が上顎につかず、顎に適度な刺激がいかないため、顎の幅や大きさが不十分となり、歯並びまで悪くなってしまうのです。
◎虫歯・歯周病のリスクが上がる
鼻には天然の加湿器のような機能が備わっているのですが、口にはそれがありません。
口で呼吸していると、口腔内が乾燥して細菌が繁殖しやすくなり、虫歯・歯周病のリスクが上昇します。
ちなみに、乳歯の虫歯が重症化したり、多発したりすると、永久歯の発育にまで深刻な悪影響が及びます。
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