将来の正しいかみ合わせについて

現代は硬い食べ物を食べる事が少なくなり、顎が発達しないため昔の人よりも顎が小さくなっています。そのため、お子さんの歯並びが悪くなるのを予防しようと考えているのであれば、よく噛んで食べさせることをおすすめします。

歯並びが悪いと見た目が悪くなるだけではありません。噛み合わせも悪くなり、身体に様々な悪影響を与えてしまいます。噛み合わせの悪さが引き起こす影響をご紹介します。

顔がゆがむ

噛み合わせが悪いと、食事をする際に咀嚼のしかたにも偏りが生まれます。幼いころから使われる筋肉が左右どちらかに偏ってしまうと、顔の筋肉の鍛えられ方も均等ではなくなり、顔がゆがむ原因になります。

虫歯になりやすくなる

噛み合わせが悪いということは、歯並びが悪いということです。乱れた歯並びは、歯ブラシが届きにくいスペースを多く生み出してしまいます。歯磨きがうまく出来ないと食べかすや歯垢が残るため、当然虫歯にもなりやすくなります。

また、噛み合わせが悪く口呼吸になりがちなお子さんは、口内が乾燥しやすくなっています。乾燥は細菌が繁殖しやすくなるため、さらに虫歯になる可能性が高まります。

発音への影響

発音は舌の動きが重要になります。歯並びは口輪筋という口の内側にある筋肉とのバランスにも大きく関係しています。歯並びが悪いと舌の筋肉もうまく動かせなくなるため、特定の発音がしにくくなってしまうのです。

思考力や運動能力への影響

「噛む」という行為には、脳への血流を良くする働きがあります。脳への血流が良くなると脳の活性化に繋がり、思考力や記憶力の向上に影響があると考えられます。このことから、噛み合わせが悪いと噛む力が弱まり、脳への血流が悪くなり、他のお子さんとの学力に差が出る可能性もあります。また脳への血流が良くなるということは、目や耳への影響もあるため、視力や聴力の低下から運動能力にも影響を及ぼす恐れがあります。

噛み合わせは成長途中の子供のうちに治療することが望ましいです。
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悪い噛み合わせが引き起こす影響
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